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2016年8月 9日 (火)

函館山千畳敷の星空

8月9日、台風5号が太平洋を通り過ぎ、函館は台風一過の素晴らしい青空になりました。風が強いものの、天気予報では、夕方から弱まるという予報。
これは、もう、行くしかないと決断しました。
しかし、ロープウェイで行く御殿山だと、夜景の上に北極星が来ません。なんとか夜景と北極星をとりたいので、千畳敷に行くことにしました。

函館山には車は、夕方5時から10時まで通行止めです。バス、タクシー以外は、入り口で止められます。

また、つつじ山駐車場に車を置いて、山の上を歩く手もありますが、つつじ山駐車場から千畳敷までは、平坦ではありますが2Kmの道のり。麓から旧登山道で、1.6Kmの道のり。どっちもどっちですね。ただ、つつじ山駐車場には、タイヤの跡がいっぱいついています。暴走族のような輩が騒いでいる証拠です。そんなところに愛車を一晩置いていて、ぶつけられたり、いたずらされるのもいやです。

そんなわけで、下から歩いて上ることにしました。テント、寝袋、三脚2台、衣服など、けっこうな荷物です。去年このために用意したキャリーに縛り付けて、出発です。背中には、リュックサックに朝食、飲料水、おやつなど。肩にはカメラバックに一眼デジカメペンタックスK-5、ニコンp610、リコーWG4GPS、そして交換レンズなど。なかなか重いです。

函館山入り口で早速止められました。下の駐車場に行きたいというと、通してくれました。下の駐車場に車を置いて、旧登山道を上り始めてすぐに後悔しました。階段だらけです。キャリーは、平坦なところだと楽ですが、階段を上ったり下りたりするのは、苦手です。仕方なく、前でだっこしたり、後ろに背負ったりして、なんとか上っていきました。もういくらも進まないうちから、汗だくです。

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2合目をこえたあたりから、階段ではなくなったので助かりましたが、本当に疲れました。上っている最中、外国人さん(白人)が登山道を上っていました。男の人は、あいさつもなしにどんどん行ってしまいました。しばらくしてきた女の人は、少しおしゃべりしていきました。昨日は大澗にいたんだとか。こんな薄暗くなっても、上っていくのは外国人さんばかりというのが、面白いです。日本人は、数人のグループが下山してきただけでした。

登山道では風がなくなり、天気予報通り!と、ウキウキしながら上っていきました。途中、恵山がくっきりはっきり見えました。この透明度、この空はなかなかないぞーと、うれしくなりました。

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そして、千畳敷に着きました。風がものすごいです。あれれ、天気予報はどうなったの?さっきまで風がないと思ったのは、風が山にさえぎられて当たらなかっただけのようです。千畳敷は山の上なので、風がビュービューです。

どうしようかなと思いましたが、天気予報はどれも夕方から風は弱まるでしたので、とりあえずテントを設営しました。すでに暗くなりかけていたので、急ぎました。

そして、下見で決めていた砲台跡に行きました。風が半端ではありません。三脚ごと、カメラが吹っ飛びそうです。スーパーの袋に、砲台跡の崩れたコンクリートなどを入れて重しとして、三脚にぶら下げました。これで1台は安定しました。

しかし、軽い三脚とカメラの方は、手で押さえていないと、簡単に倒されてしまいます。風に吹かれながら、じっと耐えてみました。
津軽海峡の見える南側は、漁り火がけっこう明るいです。でも、月や、火星、土星、アンタレスの三角形も見えました。

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函館の夜景、思ったよりもずっとずっと強力でした。夜景がかぶらないようにすると、星がほとんど写りません。星に合わせると、夜景が白く飛んでしまいます。仕方がないので、露出4秒で夜景に合わせることにしました。カメラのインターバル撮影では、1000枚までしか撮れないので、約1時間しか持たない計算になります。

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風に耐えながらじっとしていましたが、風で体温を奪われて、ぼんやりしてきました。こっこれはまずいっ。夏山で低体温症とか、しゃれにならん。とりあえず、一眼デジカメを放置して、テントへ撤退することにしました。カメラ、倒れないでくれよと願いながら、テントに引き返しました。

テントにもどったのはいいのですが、風がすさまじく、テントごと吹っ飛びそうです。とても寝られるような状態ではありません。どうしたもんじゃろうのうと、考えました。砲台跡の基地に逃げ込めば、風はしのげそうですが、かな~りこわい雰囲気があって、あそこでは寝たい気がしませんでした。
さてさて、困ったなあと思っていたら、ひらめきました。トイレに逃げよう。トイレはしっかりした建造物ですから、風でどうこうなるものではありません。よっしゃと、シートと寝袋だけ持って、トイレへ行きました。ちょうど男子トイレの入り口付近が、風をしのげていい感じです。においはしますが、この際ぜいたくは言っていられません。

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このトイレのこの場所で寝ました。おかげで、ぐっすりと寝られました。そして、夜中の1時半、目を覚ましてみると、風が弱まっていました。カメラを回収して、テントに寝ることにしました。テントもカメラも、風に耐えて、がんばって立っていました。

そしてとれたのがこの写真です。
02hdr
なんとか夜景と星を両立させようとして粘りましたが、私の力ではこんなもんでした。クリックして、大きくしてみてください。

テントで寝たのはいいのですが、夜中の3時頃、おばさんの声で目が覚めました。はああー??函館山の上で、夜中の3時に、女の人の声~!!なんですかー!!あり得ないでしょうと、こわごわテントから出ましたが、もうどこかへ行ってしまったようで、だれもいませんでした。(この話をすると、みんなお化けが出たんだというのですが、お、お化けなんかいないに決まっているでしょう!人間に決まっているんだらねっ!)

さて、3時に起きたので、どうしようかと思い空を見ましたが、雲が来ていて星は無理そうです。でもせっかく来たのですから、雲の動きをとることにして、千畳敷の展望台にカメラをセットしました。

その時の動画です。
函館山の雲の動き

https://www.youtube.com/watch?v=1n_ztwzd0CQ

朝日の朝焼けがきれいです。ご覧ください。

また、もう1台のカメラを下に置いて、空を写した動画がこれ。
うろこ雲の変化

https://www.youtube.com/watch?v=OtcssVNcPTo

函館山、5時6時頃になると、次々登山者が上ってきます。聞くと、毎日上っている人たちなんだそうです。真冬でも、真っ暗な中、ライトつけて上っているそうです。びっくりポンです。

もう少し、ゆっくりしていたかったのですが、上ってきた人に、ここ、テント張っていると注意されるぞと言われて、下りてきました。
どこにもキャンプ禁止とはなかったと思いますが・・・。

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