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番外編

2010年8月 2日 (月)

ケイマフリ(ウミスズメ科)

天売島には、ケイマフリも来ます。

ケイマフリは、絶滅危惧種に指定されている希少種です。天売ではオロロン鳥といわれるウミガラスがほとんど来なくなったことを問題としていますが、世界的に見れば、オロロン鳥よりもケイマフリの方が希少なのだそうです。天売島では、1949年には7,000羽、1963年3000羽、1972年約400羽、2001年は約200羽に激減していて、見られたのは本当にラッキーでした。

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ケイマフリとは、アイヌ語で「赤い足」という意味だそうで、飛ぶと確かに赤い足が目立ちます。

海に泳いでいるときには、目の周りに白いメガネをしているような顔をしています。

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集団で泳いでいましたが、観光船の案内をしているお兄さんも、こんなに集まっているのは初めて見ましたと言っていました。ラッキーでした。

天売からの帰り道のフェリーでも、ケイマフリを見ました。

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赤い足がよく見えますね。

2010年8月 1日 (日)

ゴマフアザラシ(アザラシ科)

天売島一周の観光船に乗りました。

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船底は透明になっていて、海底を見ることもできます。ただ、航行中は泡が入ってしまって、見ることはできません。

港を出て、すぐの岩場には、もうなにやら横たわっていました。

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手前の白っぽい岩のようなやつです。写真をクリックして、大きくして見てください。アザラシが寝ています。いやはや、ずいぶん簡単に見られるものです。

船は、その後、いろいろな海鳥たちを見ながら進むのですが、途中でまたアザラシに出会いました。

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1頭かと思ったら、

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岩の陰にもう1頭いました。

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海の中にはさらにいっぱい泳いでいました。

野生のアザラシを見るのは初めてだったので、うれしかったですね。
一緒に泳いでみたかった…。

2010年7月31日 (土)

ウトウ(ウミスズメ科)

天売島へ行ってきました。全然渡島半島ではないので、番外編です。

天売といえば、まずはウトウです。ウトウは、黒い海鳥で、お腹の方は白です。普段は海の上で生活していて、子育てをする繁殖の時だけ島に戻ってきます。だいたい3月頃から7月までがシーズンです。一番いいのは6月頃ということです。

7月に入ると、ヒナが巣立ち始めるので、急速に数が減っていき、8月にはもう見られなくなるようです。今年は春先がとても寒かったために、全体に巣立ちが遅れていて、7月末でもまだ見ることができました。

世界中のウトウの半分以上がこの天売島で繁殖しています。その数およそ60万羽。繁殖地へ行くと、動物園のような臭いがします。

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この斜面にぼこぼこと開いた穴、これすべてウトウの巣穴です。巣穴には、1つだけ卵をうみ、夫婦のつがいが育てます。

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土のむき出しになった斜面になっていますが、昔はイタドリやスゲの仲間などが生い茂っていたそうです。土がむき出しだと、雨のたびに土砂が流れたり、巣穴が崩れたりと、あまりいいことがありません。なぜ植物が生えなくなってきたのかは、まだ研究中だそうです。

ウトウは、夜明けとともに海に出かけて、日暮れとともにエサを持って巣に戻ってきます。ですから、昼間は穴の中にヒナがかくれているだけで、鳴き声一つ聞こえません。

さて、夕方になりました。

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ウトウが戻ってきています。写真をクリックすると大きくなりますので、飛んでいるウトウを捜してみてください。ちなみに向こうに見える山は、利尻島の利尻富士です。

暗いので、写真をとるのはかなり難しいことになっています。飛んでいるところを撮るなら高感度に強いビデオカメラの方がいいでしょうね。今回は、ビデオを持って行かなかったので、残念でした。

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ウトウのくちばしはかたく、ものすごいスピードで飛んできます。そのため、イタドリと同じ高さに突っ立っていると、衝突される危険があり危険です。

帰ってくるウトウ(黒いやつ)をオオセグロカモメ(右側の白いやつ)が待っています。何のために??(この写真も大きくして見てください。いっぱいウトウが写っています。)

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実は、ウトウがヒナのために持ってきた魚を狙っているのです。カモメは水中を泳げないので、魚取りがうまくありません。そこで、泳ぎの上手なウトウのエサを横取りしようと待ち構えているのです。

ところで、上の写真はストロボをたいています。ストロボをたくと、鳥が驚いて飛び立ったりするのかと思いましたが、地元の人が大丈夫というので、おそるおそる使って見たところ、本当に大丈夫でした。ライトで照らそうが、ストロボをたこうが、全然お構いなしでした。不思議です。なんで気にならないのでしょうか。

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夜になると、ヒナも巣穴から出てきます。ヒナもボーッとしていて、ライトで照らされても逃げようとしません。人間に取り囲まれてから、さすがにこれはまずいかも知れないと気がついて、巣穴にもぐります。キツネなどがいたら、絶対に食べられています。天敵はオオセグロカモメくらいでしょうか。危険な動物の少ない、天売島だから生きられるので、他のところでは、みんな食べられてしまうでしょう。

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ウトウのひな鳥です。まだ産毛が残っています。

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親鳥です。魚をくわえているところが撮れたのは本当にラッキーでした。

ウトウの繁殖地のそばのトイレの看板です。

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しかし、どんだけぼけているんだ?ウトウ。思わず笑ってしまいました。

ヒナは、空を飛べないまま、夜に巣立ち、海を目指します。暗いうちに海に入ればいいのですが、朝になっても海にたどり着けなかった個体は、オオセグロカモメの餌食になります。

私たちは朝には見にいかなかったのですが、見に行ったお客さんはかなりショックを受けて帰ってきました。

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厳しい世界です。

2009年7月23日 (木)

ツノトンボ(ツノトンボ科)

7月22日、日食が終わって、杭州から屯渓へ向かう高速道路の途中のSAで、トイレ休憩がありました。

娘が女子便所に変なトンボがいると言ったので、持ってきてもらいました。

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見た目はトンボなんですが、この触角は何??チョウの触角みたいです。初めて見ました。

中国人のガイドさんに聞くと、これは普通のトンボだといます。はああ?こんなトンボが普通なんですか。

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おまけに羽のたたみ方はイトトンボみたいだし、変なやつです。

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日本に戻ってから調べてみたら、ツノトンボというどちらかというと、アリジゴクに近いようなカゲロウの仲間なんですね。

幼虫はアリジゴクにそっくりなのですが、巣は作らずに石の下などにすむようです。もちろん肉食。

日本にもいるようですね。でも、北海道にはいないようです。どうりで見たことがないと思った。そんなわけで、番外編とします。

2009年5月 5日 (火)

スズメノテッポウ(イネ科)

山形の田んぼの畦などでは、スズメノテッポウがよく見られました。

これは北海道では見たことがありません。

北海道で見られるオオアワガエリを小型化したような雑草です。

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茎を抜いて、吹くと、プープーなって、笛になります。

北海道では、笹竹の新芽を使って鳴らしたものです。

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2009年5月 4日 (月)

キムネクマバチ(ミツバチ科)

ゴールデンウィークに山形へ行くと、ちょうどクマバチが忙しく働いているのに出くわします。

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函館近辺でクマバチにあったことはないのですが、図鑑などでは、北海道南部からいることになっていますね。(うーん,見たことありませんが・・・)

クマバチは、図体が大きくて、羽音がブーンとすごいので、知らない人はびっくりして、わっハチだ!と逃げまどいますが、クマバチは、ほとんど刺さないのです。

飛び回って、テリトリーを主張しているオスは、針がありませんので、捕まえても刺されることはありません。

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メスは針を持っていますが、巣を襲われたりしない限り、自分から刺すことはありません。

ですから、このハチを見たら、安心してもいいのです。じっくりと観察できます。

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とてもおとなしいハチなのに、クマバチというと、どう猛なハチであると思っている人がいっぱいいます。

クマバチのことをクマンバチという地方があるそうですが、別なところではクマンバチというとスズメバチのことだったりします。そんなわけで、どう猛なスズメバチとクマバチがごちゃごちやになっているようです。

私が小学生のころに読んだ少年少女世界の文学という本では、ミツバチマーヤの冒険に出てくるクマンバチの絵が確かにこのクマバチでした。ここに出てきたクマンバチは間違いなくスズメバチのはずです。

みなしごハッチのアニメでも、悪役はなぜかクマバチでした。これも絶対にスズメバチと間違っています。

そんなわけで、悪いハチと誤解されているかわいそうなクマバチさんなんです。

あと、クマバチの飛び方や、体のつくりからすると、航空力学的には飛べないはずだという結論になって、世界中の学者を悩ませたのだと言います。コンピュータで計算しても飛べないという答えになるのだそうです。

そのためにしばらく言われていたのは、クマバチは、自分が飛べないことを知らないから飛んでいられるんだというものでした。(ウソみたいですよね)

でも、今は、飛ぶときにできる空気の渦が、クマバチの体を浮かせるのに役立っていることがわかり、この謎は解決したのだと言うことです。

2009年5月 3日 (日)

キジ(キジ科)

山形の畑で、キジを見かけました。

かなり大きな声で「ケーン、ケーン」と鳴いて、縄張りを主張します。

そばへ行こうとすると、飛び立たないで、歩いて離れていきます。

メスもそばにいたのですが、気づかずに驚かしてしまったために、こっちは飛んで逃げてしまいました。なので、メスの写真はありません。写真はオスのキジ(同一個体)です。

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昔から日本にいるキジはこの鳥で、ももたろうにも出てきますね。日本の国鳥にもなっていて、昔のお札の裏に印刷されていたはずです。

北海道には、もともとはキジはいなくて、朝鮮半島からコウライキジが持ち込まれ、狩猟用として放されたものが定着しています。コウライキジは、首に白い首輪がついているので、見分けられます。

2009年5月 2日 (土)

リンゴの花(バラ科)

ゴールデンウィークは、山形へ行っていました。なので、渡島半島の自然ではありませんので、番外編ということで。

何のために行ったのかというと、リンゴの花摘みのためです。

リンゴの花は、このようにさいています。

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まわりに5個の花が取り囲むようにつき、真ん中に1つ花がつきます。

下の濃いピンク色のものがつぼみで、花が開くと、初めはうすピンク、日がたつと真っ白になっていきます。

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花がすべて実になると、養分が行き渡らなくなって、立派なリンゴになりません。

いらない花を摘み取って、必要な花だけを残します。これを摘花(てきか)といいます。

リンゴの花の場合は、基本的に真ん中の花だけを残し、まわりの5つの花は摘み取ってしまいます。

これがなかなかの重労働で、大人2名が朝から晩までびっしりと働いて、2~3本の木しか終わりません。2時間も摘んでいると、首や肩が痛くなってきます。

でも、これをしないとおいしいリンゴが食べられませんので、がんばってきましたよー。

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