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環境問題

2009年7月25日 (土)

大雨のあと

黄山で宿泊していると、23日の夜中からとんでもない大雨になりました。滝のような雨というのは、こういうことなのかという降り方です。

それとともに、ごうごうと川の流れる音が。あれー?川なんて流れていたっけ?実はあったんですね。ホテルの前に水路が。前日まで雨が少なくて、ほとんど水が流れていなかったので、気づきませんでしたが、雨が降り出すと突然激流に。

24日の明け方頃からは、激しく雷も鳴り出して、いよいよ仙人の山黄山ぽくなってきました。

朝は、カッパを着て、傘を差してロープウェイまで、10分ほど歩かなくてはなりません。植生が貧弱なせいか、あちこちで小さな川になっています。

ロープウェイで、山を下る間、霧と曇ったガラス窓の向こうには、岩の割れ目から流れ出した、滝、滝、滝。

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岩が水で削られて、その細いすき間から滝になっているのがみられました。滝の落ちる先には、真っ白い激流。

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ロープウェイを降りてから、翡翠池を見に行くという。この雨で行くのですかと聞くと、中国人のガイドさんは、「今まで水が少なかったら、ちょうどいい。いい色になっているに違いない。」とあくまでもポジティブ。

体調の悪い私と妻は、何人かの仲間とともに、ロープウェイ駅で待機していました。娘は見に行きましたが、激流だったといいます。行かなくてよかった…。

こんな感じ。

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この岩に書かれた文字がなければ、翡翠池だなんて思いませんわな。

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黄山からは、ひたすら高速道路を上海へと向かいます。途中途中の川は、どこも増水して、あふれる寸前。いえ、あふれてしまったところもありました。治水の必要なところが多々ありそうです。

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こんな増水した川で、いったい何をしようとしているんだか。ものすごく危険そうなんですが。

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完璧にあふれています。

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この人も、あふれた川に入って、何をしようとしているんだか。

あふれた川には近づくなという教育がされていないんでしょうね。

2009年7月21日 (火)

杭州の土砂採取

上海には山は1つもなかったのですが、南京、杭州と進むにつれて、ぽつりぽつりと山が見られるようになってきました。

ところが、見える山、見える山、ほとんどすべてに深い傷跡がついているのです。

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建築ラッシュのための、土砂を採取しているのでしょうが、このペースでいったら、10年後に山はなくなっているのではないでしょうか。宮﨑アニメの「平成狸合戦ポンポコ」を思い出しました。これではそこら辺中でタヌキが化けなくてはなりません。「もののけ姫」も連想しました。開発一辺倒に走りすぎている中国の現状を感じました。

固有の生態系とか動植物は、どんどん失われていっているのでしょうね。こういうものは、失ってから初めて大切さに気づくものですから、後になってからしまったと言うのではもう遅いのですが…。

2009年7月20日 (月)

南京の大気汚染

南京は緑の多い都市です。市の面積の40%は緑が植えられているそうです。

開発で1本の木を切ったら、13本の木を植樹させるという法律があり、2-3本が枯れても10本は生き残るということで、年々緑が増えているそうです。

そのせいで、昔は42度にもなった最高気温が、36度ほどまで下がったといいます。4-5年前までは、平均気温が37度だったものが、去年の平均気温は32度になったといいます。素晴らしい成果です。

南京は人口350万人といわれていますが、郊外にさらに350万人、そして労働者などが集まってきていて、住民票を移していない人なども含めると、1200万人の都市になっているといいます。

そのせいでしょうか、南京は遠くが見渡せません。たぶんスモッグなのだと思います。

スモッグは、上海でも、蘇州でも、無錫でもありました。どの町も遠くは霞がかかったようになって、よく見渡せないのです。

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また、孫文の墓である南京の中山廟では、プラタナスの木がずらりと並んでいて、壮観でした。南京の町にはプラタナスがよく目立ちます。

北海道で見るプラタナスは1本立ちですっくと立っていますが、南京のものは途中で4本くらいに枝分かれしています。

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日本に植えられているプラタナスはアメリカの種類で1本立ちし、南京のものはイギリス産のプラタナスで写真のように4本くらいに枝分かれするのだそうです。ちなみにフランス産のプラタナスは2本くらいに枝分かれするのだとか。

3-4月ころには、プラタナスの花粉が飛び、花粉症が増えるそうです。市民の1/3は、プラタナスの花粉症なのだとか。花粉症は日本だけかと思いましたが、こんなところにもあったのです。スギにしても、プラタナスにしても、植えすぎはだめってことですよね。バランスが大切ということがわかりました。

2009年7月19日 (日)

太湖の水質汚染

上海から、蘇州、無錫へと進みました。

無錫とは錫がないと書きます。昔は錫の産地だったのだそうです。それを長年の間に取り尽くして、ついに錫がなくなり、無錫という名前になったのだそうです。

無錫、蘇州には太湖という湖があります。その広さ、2200平方キロメートル。日本の琵琶湖の3倍以上の面積を持ちます。大きすぎてまるで海です。これでも中国では3番目の淡水湖だそうです。

湖に近づいて驚きました。水が緑色です。アオコです。

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太湖を遊覧船に乗って、進むのですが、水が驚くほど緑色。まるでバスクリンのお風呂です。

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これは大沼の水質汚染どころの話ではないですね。面積もものすごいですから、どれだけ汚染されているのか、考えただけでも、恐ろしくなります。

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せっかくの風景も、水が緑では興ざめです。

このようなアオコの発生は、南京から上海にかけてのたくさんの川や沼でも見られていました。

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こういう水を水道水として使うのですから、とんでもありません。

上海の5つ星ホテルでは、バスタブにお湯をためると、ほんのり黄緑色になりました。入浴剤でも入れたような色です。

シャワーを浴びると、アオコの臭いと、クスリの臭いが混じった、何ともいやな臭いが立ちこめます。この臭いは、お茶を飲んでもしますし、料理を食べてもするのです。この水道水を使って作るからですね。

そのせいでしょうか、わたしは4日たったころからお腹の調子が悪くなり、猛烈な下痢に悩まされるようになりました。

現地の人は、こういう川で泳いでいたり、水道の水を普通に飲んだりしているわけですね。大丈夫なんでしょうか。

2009年7月18日 (土)

上海の大規模開発と交通事情

新千歳空港から約3時間で、上海に着きました。

バスに乗り換えて、上海の町の中を走り出したのですが、びっくりしたことは工事の多さです。町中で工事をしています。そこら中で高速道路を造っています。高層ビルを建てています。

聞けば来年2010年に上海万博があるので、それに間に合うように急ピッチで工事しているのだそうです。

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それにしても、このコンクリート、薄くないですか。日本の高速道路のコンクリートの厚さの半分くらいにしか見えないのですが。上海って、地震のないところなのかな?

町中至る所、こういう風景が広がります。いったいどれだけのお金が費やされているんだか。

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これらの工事をするために、出稼ぎ労働者が上海に集まり、1600万人の都市とされていますが、実際には2000万人を超えているということです。東京の倍の人口です。

そして、車が増え続けており、今でも1日で300台の車が増えているそうです。1日300台って、1ヶ月で1万台のペースです。そのために、道路は年がら年中渋滞を続け、駐車場もないので、路上駐車をしていて、ますます渋滞に拍車をかけています。

現地ガイドさんの話では、万博の時は、バスとタクシー以外、町中を走れないのではないかということでした。

実際道路事情はひどいもので、ノーヘルのバイクが、自転車とともにそこら中を走っています。2人乗り、3人乗りも普通です。4人乗っているバイクもありました。

大きな道の交差点には信号がありますが、たいていの交差点には信号がなく、頭を突っ込んだ方の勝ちです。バスに乗っていて、冷や冷やします。バスの運転手さんは慣れたもので、人と自転車バイクのすき間を本当に縫うように進みます。車同士ではクラクションで相手を牽制して、自分の走るスペースを確保します。そのため、町中のそこここで、クラクションが鳴り響いています。

お客を乗せた路線バスが、私たちのバスのところに割り込もうとしたのですが、割り込ませてもらえませんでした。すると、そのバスは、後ろから抜きにかかってきて、わざとに我々のバスの前に割り込み、蛇行して嫌がらせをしていきました。お客が乗っているのに、そういう危険な運転をしていくことに驚きました。「まるでアクションを見ているみたい。映画みたいだね。」と言う感想が漏れていました。

この交通のひどさは、最初は衝撃的でした。だんだんと滞在中に慣れてきましたが、日本人は運転できないところだと思いました。私なら、3分で事故ることでしょう。

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