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軟体動物

2010年11月22日 (月)

ソデイカ(ソデイカ科)

上磯の海岸を歩いていたら、カモメが何かをつついていました。
見に行ってみたら、巨大なイカでした。

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近くには、足もありました。

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いやー、でかいです。上下あわせると、50㎝くらいになるのではないでしょうか。

イカといえば、北大水産学部に専門の先生がいます。さっそく聞いてみたら、
「ソデイカというイカで、毎年初冬になると水温が下がって,浜に上がります.生きていれば,とても美味しいイカです.京都ではタルイカ,山陰ではアカイカといって,高級品です.」
と教えていただきました。

さらに、死滅回遊の結果ですと教えてくれました。

死滅回遊って、なに??と思うでしょう。

ソデイカは、元々は熱帯の暖かい海に住んでいるイカなのです。

そして、暖流の流れに乗って、はるばる北海道くんだりまでやってきてしまったわけです。

夏の暑いときはまだよかったのですが、秋になり冬になりと、水温が下がると、もう泳げなくなって、浜に打ち上げられてしまうのです。ソデイカには、海流に逆らって、南の海に戻る力はありません。

ふつうの回遊は、サケのように、自力で海を渡って卵を産み、繁殖するために行いますが、ソデイカのこの旅は、繁殖には全く役立ちません。冬には全部死んでしまうのです。そんなわけで、ふつうの回遊と区別するために、死滅回遊というわけです。

函館近辺では、しましまのイシダイの幼魚が流れ着いて、夏の海水浴場なんかで泳いでいますが、冬は越せなくて死んでしまうんですよね。こんなのも死滅回遊ですね。

2009年12月11日 (金)

アワビ(ミミガイ科)

アワビ、食べたことがありますね?コリコリしていて、とってもおいしい貝です。お寿司屋さんでたのむと、超高級品で、私もめったに食べられないごちそうです。(うっ、いかん、よだれが・・・)

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アワビのなかにもいろいろな種類があるのですが、くわしいことがわからないので、ここではただ単にアワビとしています。
アワビは、平べったいからをしているので、二枚貝のように思っている人がいるようですが、実は巻き貝の仲間です。からをよく見ると、巻き貝みたいにまいているのがわかると思います。よく見ると、育ってきた様子が、貝がらにきざみこまれていますよ。
アワビは、岩に張りついていて、カタツムリみたいに動き回ります。そして海藻などを食べています。育つのはおそく、10㎝くらいになるまで7~8年かかるとされています。

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からの外側は黒くてあまりきれいではありませんが、内側は真珠やオパールのような色をしていて、とてもきれいな色に輝きます。そのためにアクセサリーとして使われたりもしています。

2009年12月10日 (木)

ウバガイ(バカガイ科)

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 この貝、よく大森浜に落ちていますね。食べたこともあるのではないですか?

お店ではホッキと呼ばれて、北寄貝の漢字が当てられています。ホッキなら、聞いたことがあるでしょう。
 このあたりでは、北斗市上磯のホッキが有名です。七重浜に海水浴に行けば、ホッキの貝がらがゴロゴロしています。ただし、ホッキは養殖しているものですから、生きているものを取ってはいけません。密漁になりますからね。

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 ホッキの正式な名前は、ウバガイと言います。ホッキという名前は、どうやらアイヌ語の「ボキセイ」がなまってできたもののようです。
 ウバガイとは、漢字で書くと「姥貝」で、おばあさんの貝という名前になります。これは、ホッキがものすごく長生きで、30年ほども生きているためと言われています。
 長生きなので、大きなものは10㎝以上に育ちます。立派な貝がらを拾ったら、この貝、何年生きていたのかなと想像してみましょう。みなさんよりも年寄りなのかもしれませんよ。
 お寿司で食べても、カレーライスに入れても、ごはんに入れてたいてホッキ飯にしても、とてもおいしいです。ぜひ食べてみてください。これからの時期が旬ですよ。

2009年12月 2日 (水)

ツメタガイ(タマガイ科)

 ツメタガイは、巻き貝としては、中くらいのものです。売られているツブなどに比べると小型ですが、探すと結構大きいものも見つかるので、そんなのを見つけたときには宝物を見つけたような気持ちになります。

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 このツメタガイは、大森浜で見つけられたようですが、大森浜ではあまり見たことがありませんから、なおさら宝物ですね。

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大きさもなかなかのものです。

 ツメタガイは肉食で夜行性の貝で、夜になると、砂や泥の海の底を動き回ります。そしてアサリなどのほかの貝を見つけると、体でつつみこんで、貝殻に2mmほどの丸い穴を開けて、中身を食べてしまいます。
 貝殻拾いをすると、丸い穴がぽつりと開いたものがよくありますが、あれがツメタガイに食われた跡です。繁殖力が強いので、大発生すると、潮干狩りの貝をすべて食いつくすこともあるそうです。

 毒はないので食べることもできますが、煮ると硬くなるので、煮すぎは厳禁です。

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