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原生動物

2015年5月 9日 (土)

トゲナベカムリ(ナベカムリ科)

毎年、大沼の湖底に沈んでいる枯れ葉をすくってきて、水槽に入れ、空気を送ってしばらく放置しています。

すると、プランクトンが生まれてきたり、魚が生まれてきたり、ヤゴが生まれてきたり、ミズカマキリが生まれてきたり、いろいろ変なものが見られるのです。
それが楽しくて、毎年春先に、大沼で枯れ葉をすくってきます。

今年は、例年通り、まずはケンミジンコが発生していました。そのあと、カイミジンコも出てきました。でも、もやもやした糸状のもの(正体は確認していません)が出てきて、他にあまり出てきません。

葉っぱをスライドガラスになすりつけて顕微鏡で見てみたら、変なものを見つけました。

20150509_151342_03301600

真ん中の茶色いやつです。ぱっと見、クンショウモ?と思いましたが、緑でもないし、どうも違います。

他にも、同じものがけっこうついていました。

20150509_151452_03331600

一体何なんでしょうか。これまで全くお目にかかったことがありません。

図鑑などもあたってみましたが、全くわからなくて、微生物のサイトを探してみることにしました。

そして見つけたのが、ここ。「ねこのしっぽ」というサイトです。

http://homepage2.nifty.com/nyanpu-/index.htm

わらにもすがる思いで、そこの管理人さんに、おたずねしました。
すると、お返事をいただけました。

管理人さんは、「写真の生物ですが、殻をもったアメーバのナベカムリに似ています。手元の図鑑を見る限りではトゲナベカムリ(Arcella dentata)の殻に似ているようです。Arcella dentataの画像検索でご確認をお願いいたします。」

と教えてくれました。さっそく、ググってみると、ばっちりです。間違いありません。

それにしても、これはアメーバなんですか。アメーバというと、不定型なグニョグニョしたやつというイメージしかありませんでしたが、こんな殻を持ったタイプがいるんですね。はじめて知りました。

管理人さんは、塩野 正道さんという方で、お名前をググってみると、微生物の専門家のようです。お忙しい中、教えて頂いて、本当に感謝しています。

 

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